備忘録

戦間期から戦後にかけて、都市が受けた影響に関すると思われる、いくつかの事柄(特に交通を中心として)

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%96%E3%82%BA%E5%AF%BE%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%82%B9-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E9%83%BD%E5%B8%82%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%…

「マスター・ビルダー」の栄光と没落

Amazon CAPTCHA 第二次大戦後、ニューヨーク市内における都市計画を巡って、そこに住む住民の立場から、都市を生態系のようなものと捉え、住民が主導権を持って開発を進めることを主張したジェイン・ジェイコブズと、都市計画を策定する高級官僚の立場から、…

6月の読書メーター

読んだ本の数:3冊読んだページ数:849ページグットバイ・ロリポップ (ハヤカワ文庫JA)昔、未来というものが気楽なものだと信じられていたのだという、ひとつの記録として読める。読了日:06月27日 著者:松村 光生デュラララ!! (電撃文庫 (0917))やー、セル…

コミケットスペシャル5より帰還

高速の1000円割引を利用して、水戸で開催されたコミケットスペシャル5に行ってきました。本日の戦果は以下の通り。 -「あの素晴らしい半日を2度3度 -Air novel #15a24 Log book-」(南洋文芸通信社) -「ヴィクトリア朝の暮らし -この倫敦の、空の下で-」…

愛に至る途中経路としての恋

文化系トークラジオ「Life」、「草食系男子」の回を聴いていて、思いついたことをつらつらと書いてみる。 途中、二村監督が「恋」と「愛」の違いこそ重要、と言っていたあたりから思い出したのだが、恋愛の一つの考え方として、「愛」を「恋」の目指す最終的…

コミケ終了

昨日今日とコミックマーケットに一般参加してきました。今回はあまり新しいサークルを開拓することもなかったのですが、顔見知りや、ネットを介して知り合ったサークルさんに挨拶してまわるということも、結構楽しいものだと実感しました。 正直、人付きあい…

読書メーター始めました

「読書メーター」開始。ついでに、ブログパーツを貼り付けてみた。自分が何を読んだか把握しやすくなるし、他にどんな人が同じ本を読んでいるかも把握できるようだ。これで、このブログもいくらか使い勝手が良くなるだろう。

微調整

タイトルを変えてみた。これで、「1ヶ月に一回更新すればいいほうなのに「日記」とはこれいかに?」などという問いに頭を悩ませることはなくなるだろう。 ・・・うん、「真面目に更新する」方向には行かないんだな、これが(←他人事のように言うな)。

模様替え

前のデザインがどうにもごちゃごちゃしていたので、変更してみる。大体いい感じだけど、サイドバーはまだうるさく感じる。もう少し文字が小さいといいのかも。

よくわからない機械を修理する方法

自分では理解できない機械が故障した場合でも、5分以内に分解できる場所か、以前自分が分解したことのある場所(かつ、故障の原因ではないかと思われる場所)を選んで、緩んでいるネジを締めなおす、動力が伝達される箇所に注油する、可動部の汚れを落とす…

リフレバナー導入

現在、パートとして働いているものの、将来のことを考えると、収入は圧倒的に足りない。この先社員として働ければ改善されるだろうが、それで自分だけが(他のパートさんよりも)幸せになるのは、なんとなく心苦しい。というわけで、せめてもの罪滅ぼしとし…

"Hit her father forty whacks."

京都で起きた例の事件。ふと連想したのが、「マザー・グース」に、そんな詩があったこと。Lizzie Borden took an axe,Hit her father forty whacks.When she saw what she had done,She hit her mother forty-one. リジーボーデン 斧を手にして父さんを40回 …

再起動

久々の更新。「なのはstrikers」溜まった分を一気に消化しつつ、思いついたことをメモ。 地上本部=一般人 本局=魔道士? ふと思ったのだが、本局が地上本部に優秀な戦力を回そうとしないのは、それなりの理由があってのことではあるまいか。 まず、地上本…

「個人」と「社会」の境界

六本木で開催中の「スキン+ボーンズー1980年代以降の建築とファッション」、および、「ル・コルビュジェ展」にて感じたこと。 そこにあるのは、何かを表現するための建築だ。昔大学で勉強していたころは、こういった建築を、どちらかと言えば、建築家のエゴ…

誰もが同じことを願う

生きさせろ! 難民化する若者たち 落ち込んでいる時に読み、怒りを得て、元気づけられる。怒りには結構パワーがあるので、生活が苦しくて、疲れている人たちを精神的に立ち直らせるのに効きそう。 ただし、後から考えてみて納得いかなかったたった一つのこと…

真面目な頑張りやは苦労する(一部月姫ネタばれあり)

「月姫」、空き時間に断続的にプレイしていたのを、ようやく最後まで見終わる。「おいしい物は一番最後に」ということで、ラストにプレイしたシエル・ルートの感想をいくつか。 シエル・ルートの見所の一つは、彼女が自らの罪を自覚しつつ、なおも生き続けた…

ゲームの先にある「人生」

連射王〈上〉 連射王〈下〉 シューティングゲームの「ファーストプレイ・ワンコインクリア」、それは、全く未経験のゲームを、ただ一度のミスもなく、エンディングまでたどり着くこと。そのためには、画面のどこを見るべきか、弾をどう避けるか、「当たり」…

ある家族たちの物語

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA) マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA) ここに書くために読み返していて感じたのが、これは、マルドゥック市を巡る、オクトーバーやネイルズとい…

疾走感

これは、世界という混沌の中を、「走り抜けていく」物語である。 世界は決しておとぎ話ではありえず、どうしようもない悲しみと、悪意と、人間性を失わせていくメカニズムを含んで存在しつづけており、そこに絡めとられてしまった少女達が、それでもなお、よ…

フィールドワーク!

まだ本格的に眼を通していないが、内容を理解できれば面白いだろうと予想できる本がこれ。 サラリーマンの副業などのごく身近な経済活動(ただし違法)から、容易にうかがい知れない風俗産業の内情までを、経済学の手法を用いて分析。例えば、ソープランド一…

「謎の反転」ではなかった?

「レイテ湾海戦」の記事のために購入。 「ニューズウィーク 2006/12/13号」 気になったのは以下の2点。 日本側の栗田中将が、レイテ湾目前で反転を命じた理由について、「…軽量の駆逐艦を巡洋艦と、小型の護衛空母を(中略)正規空母と誤認したのである」と…

「空間」のあり方をコントロールするために

久々に専門書を読む。 「都市空間の地理学」(加藤政洋・大城直樹編著 ミネルヴァ書房) 昔、都市計画の勉強をしたときに何冊か地理学関係の本を読んだが、「都市のイメージ」以外はろくに覚えていない。今回この本を読み始めたときは、「ポストモダン」「シフ…

ようやく図書館から届いたので、ざっと眼を通した。 万民の法 「正義の戦争は正しいか」とのアオリ文句に引かれて借りてしまったが、なじみのない用語が頻出してなかなか進めない。しかし、「個人の権利が保障されていなくても、その個人が何らかの団体に属…

街道沿いの風景

最近、通勤で通るたびに気になっていたのが、この2つのスタンドだ。 map:x139.2901y36.1524 map:x139.2829y36.1515 一応道の両側に分かれてはいるのだが、競合しそうに思える。特に「エッソ」のほうは、新しくできた「ゼネラル」に客をとられて苦しいのでは…

恐怖に打ち勝つために

もし、いつの日か、北朝鮮が核ミサイルを、例えば東京に打ち込んできたとして、そのとき日本はどうなるのか、そう考えてみる。 もちろん、ありえないことではあるのだが、もしそうなったとしたら、多くの人が死ぬだろう。街が破壊され、彼らを守るべき、救う…

「砂漠の女王」の補助として眼をとおす。 イラク建国 (中公新書) 面白いのは、ナジャフのようなイスラムの巡礼先となる都市が、経済的には昔から外部に依存してきたと言う指摘。19世紀には、北インドの王アワズが寄進した遺産がナジャフを潤し、聖職者がか…

慣れか?慣れの問題なのか?

昨日の続き。 Air(1) 第2話を観る。登場人物は相変わらずヘンな人間ばかりだが、なぜかだんだん、それが心地よくなってきたようだーまあ、視聴前に漏れ聞えてきた情報で、そういう作品だと知っていた分、違和感も少なかったのだろうが。 多分、新作がレンタ…

とりあえず、口調は何とかならないものか

「ハルヒ」と同じ、京都アニメーション製作ということで、TUTAYAで借りる。 Air(1) うーむ、気恥ずかしい。もしも一般人にこれを観ているところを見つかった場合、ギャグ要素が少ない分、何やら言い訳できなくなりそうな気がする。 しかし、画はとてもきれい…

評価は定まらず

天涯の砦 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) 先日読了。災害に巻き込まれた人々が、絶望し、対立し、それでも生きるために、隔意を抱えながらも、差し当たっての協力関係を築いていく、その描写はひどく生生しい。

「史料を読み込む」ということ

本屋をぶらついていると、ごくたまにだが、沢山並んだ本のなかの一冊に突然眼がとまることがある。立ち読みの結果、あてがはずれて棚に戻すこともあるが、そこで気に入って買った本は、大抵何度も読み返すことになる。この本も、そうして家に来た一冊だ。 憲…